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2014年6月13日金曜日

からっぽ



昨日の夜、なかなか寝つくことができなくて、ベッドで読書灯をつけて本を読みました。


前日の睡眠時間も、ぼくにしては短くて、

今週はランニングをいつもよりも間隔をあけずに走ったので疲れが取れていませんでした。

だから早めに寝ようと思って、23時にはベッドに入ったのですが、

夢の入り口の手前まで行って、少しの間立ち止まって、結局戻ってきてしまったようです。

23時半には完全に覚醒してしまって、眠くなくなりました。


ベッドでゴロゴロしたり、お酒を飲んだりしたんですがなかなか眠くならなかったので、

あきらめて本でも読みながら、気長に眠気が訪れるのを待つことにしました。


読んだ本は、1年ぐらい前に買ったものです。

結局は読み切るまでに眠気が来たので最後まで読み切ってはいません。


ぼくはこの作家さんが大好きで、この作家の小説しか読まないといっても過言ではないくらい。

かれこれ15年ぐらい読み続けています。

必ず主人公と自分の中に共通点があるような気がするのです。


『ぼくはとくにこれといった色を持たない(個性のない)、空っぽの人間だ』というような趣旨のセリフを主人公が言います。

まさにぼくのことだなと、共感してしまいます。

目立たず、無難に、自分の意見を持たず、ふわりふわりと生きてきたなと。


小説の主人公は、口では空っぽだなんて言ってますが、波乱万丈、アンビリーバボーな人生を送っていますよ。

そりゃそうですよ。小説の主人公ですもん。


自分のことを、目立たず、口数が少なく、何の変哲のない人間だと思っているところは共感できる部分ですね。


だからといって、急に目立ったりとかしたいわけではないんですよ。

今のこんな自分に慣れてしまっているし、今のところ十分楽しくて幸せですからね。

でも、ぼくはからっぽだなと思いだすと、少しさみしく感じるときがあります。


昨日は結局2時半ぐらいに眠ったようです。




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