すごく濃密な時間も、その時の記憶も、
その後の日常のあれや・これや(楽しいことやちょっと悲しいことや、どうでもいいことや)の時間や記憶が増えてくると、どうしても薄れていくものなのか。
ぼくの脳みそは物覚えが悪くて、記憶の濃度がどんどん薄れていく。
ビーカーに入れた食塩と水のように、水が増えると濃度が薄まるように。
記憶は薄れても、気持ちは薄れていない。
風雨にさらされても時間とともに固まっていく泥のように。
時間とともに、ぼくの気持ちは泥のように固く・硬くなっていく。
泥の固さは脆くもある。
ぼくの気持ちはいつか、固まって石になるのか、半ばで粉々に風化してしまうのか。
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