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2018年12月21日金曜日

雨あがりの空気


今朝、自転車で席に向かっている自分の気持ちが、どこか晴れ晴れとしていることに気が付いた。
 
こんな日は、いつもネクラな自分にはあまりないことで、少し驚きながら、
 
「この気持ちはどこから来ているんだろう」と考えた。
 
思い当たることは2つ。
 
そのうちの1つは、「天気がとてもよかった」こと。
 
今朝がたまで小雨が降っていたのか、アスファルトは黒く湿っていたけど、空は明るく、青く晴れて輝いていた。
 
雨あがりは空気が澄んでいて、目に見えるものがいつもよりも「くっきり」鮮やかに見える。
 
冬はなおさら、空気がピンと張りつめて、きれいに見える。
 
 
今年もあと11日。
 

2018年12月20日木曜日

まるで、物忘れする「ふりこ」のよう


昨日は「頑張ろう」と思っていたことが、今日になったら「もうムリ…」になっていたり、
 
今日は「好き」な気持ちが、明日には「大キライ」になっていたり、その逆もあったり。
 
思っていることが日々、時間が経つと対極まで振り切ってしまう。
 
 
それだけならまだしも、
 
「必ずやるぞ」と息巻いていたことをすっかり忘れてだらけていたり、
 
目標にしていたことも忘れて放置していたり。
 
 
まるで、物忘れする「ふりこ」。
 
いいところがまるでない。救いようがない。
 
「ふりこ」は同じところを行ったり来たりする。
 
そういうところも、どこか似ている。
 
いつかは止まる「ふりこ」とは違って、行ったり来たりをずっと繰り返して止まらないところが唯一の違い。 
 

2018年12月18日火曜日

LOVE と Confidence ②

笑われても、
 
否定されても、

拒絶されたとしても、
 
自信を持って言えるか。
 
 
好きなものを、無条件にすべて受け入れられるか。
 
 
強い心がないと、できない。
 
ぼくにはその心がなかった。
 

2018年12月17日月曜日

LOVE と Confidence


何かを「好き」というには、「自信」が必要だと感じる。
 
好きなもの(人でもモノでも、コトでも)を恥ずかしげもなく「好き」と言う。
 
バカにされても、軽蔑されても、胸を張って。
 
そして、好きなものをすべて受け入れるにも自信がいる。
 
お金や時間、心もすべて好きなものにささげる自信があるのか、自分自身に問いかける。
 
好きだけど、自信がない。
 
好きと言える自信。
 

2018年12月15日土曜日

「ものがたり」の途中


クリスマスが近づいてきた。
 
読みかけの小説を、もう少しで読み終えそう。
 
結末と、それに至るまでのストーリーが気になるけど、読み終えてしまうのがもったいない。
 
月並みな言葉かもしれないけど、毎日の生活・人生も同じなのかな。
 
この先どうなるのか気になるけど、終わりを迎えるのはさみしい。
 
 
クリスマスが近づいてきた。
 
新しい年を迎える準備は何もできていないけど、今進んでいるストーリーを大切にしていきたい。
 

2018年12月14日金曜日

忘れてないけど、思い出せない


昨日、市電に揺られて目的地に向かう途中、ふと思い浮かんだ情景と言葉。
 
これは忘れられない、忘れたくないから書き留めておこうと思ったこと。
 
それが今になって、何だったか全く思い出せない。
 
絶対に忘れられない、忘れたくないことだったのに、思い出せない。
 
ぼくの身体に深く刻まれているものだから、またいつか必ず思い出す。
 
 
ただ今は、
 
忘れてないけど、思い出せない。
 

2018年12月13日木曜日

あぶりだしの手紙

 
伝えたい気持ちがあると、黙っていられない。
 
その反面、感情表現が下手で、コミュニケーション能力がない。
 
だから、一人でモヤモヤして暗くなったり、子供のように癇癪を起したり、すご周りの人にあたったりする。
 
一番いけないのは、すごく遠まわしに「サイン」(のようなもの)を発信する。
 
たぶん相手は気づかないし、仮にサインに気づいたとしても何を意味するものなのか分からないと思う。
 
自分自身でも、それをしてどうなるのかと思うような、サイン・
 
何かのメッセージが書いてあるのはわかるけど、それが何かはっきりわからない、
 
まるで、「あぶりだし」の手紙のように。
 
 
冬なのに暖かい日が続いていたけど、12月の中旬に差し掛かってやっと寒くなって、
 
とうとう初雪が降るようになった。
 
 
寒さが身体に沁み渡っていく。
 

2018年11月28日水曜日

skew lines


2つの直線は、同じ平面上にはいない。
 
どこまで進んでも交わることのない「 skew lines 」。
 
近づくことはあっても、接することはない。
 
せめて、「 平行 」なら、同じ距離感を保っていられるのに。
 

2018年11月9日金曜日

終わりの はじまり


またこの季節が来た。
 
何度かめぐってきたこの季節も、今度こそ最後。
 
ぼくは何も変わっていない。(悪い意味で)
 
変わったのはきみの方。(悲しいけど)
 
 
一晩考えて、強くなることを決めたよ。
 
終わった季節は取り返せないけど。
 
このままじゃダメだってわかったから。

  
ぼくは新しい人間に生まれ変わる。
 
また新しい季節を迎えるために。
 
きみではない、誰かを迎いいれるための準備を、少しずつする。
 
 
来るべき冬に向けて、冬眠の準備をするクマみたいに。
 
のろのろと動きはじめるよ。
 

2018年2月22日木曜日

Forget me not


忘れたくないというより、
 
忘れられたくない。
 
ぼくのことを、覚えておいてほしい。
 
  
ぼくは、あの時の気持ちを憶えているから。
 

2018年2月15日木曜日

2018年2月13日火曜日

混濁


久しぶりに風を引いて熱が出た。
 
たいした熱でもないけど、歳のせいか体がだるい。
 
昼間なのに部屋を暗くしたまま、寝込んでいるといろんな夢を見た。
 
いつもは見ないような不思議な夢を断続的に見ながら寝たり起きたりを繰り返す。
 
目が覚めても周囲は暗く、頭がボーっとしているし、身体は動かないから、夢と現実の区別がつかない。
 
目が覚めても不思議な夢の中にいるような感覚になってしまう。
 
意識が、夢と現実が、混濁している。
 
なんだ、いつもと一緒か。


2018年1月17日水曜日

今日みた夢


乗り過ごしたバスで、久しぶりにぬくもりを感じた。
 
柔らかい感触と幸せな時間。
 
現実の世界とは違って、ぎこちなさや余所余所しさはなくて、昔にもどったようだった。
 
 
今まで共有していた秘密はそれぞれの秘密になって前に進んでいく。
 
分裂した秘密は、誰にも共有されることなく、一人さみしく膨らんでいく。
 
誰にも語られることのない、孤独な秘密が少しずつ膨らんでいく。
 
もう少し、さむい冬は続く。

2018年1月9日火曜日

二度と祝われることのない記念日


もう二度と祝うことも、祝ってもらうこともない記念日がある。
 
要するに、今はその日は何の記念日でもない。
 
みんなにとっては、ただのなんでもない日。
 
何の記念日だったのか、記憶は薄れ、忘れ去られていく。
 
明るく楽しい記念日の悲しい末路。 
 
 

2018年1月4日木曜日

NEW YEAR


2018年が始まった。
 
新しい一年。
 
ピカピカでパリッとして、できたてホカホカでキレイにラッピングされた新品の一年。
 
という風には思えない。
 
風景も、自分の身体も、気持ちすらも、すべて古ぼけて日に日に衰えていく。
 
それを繰り返して続いていく人生の途中。
 
すこしでも明るい兆しを見つけたい。
 
迷路から迷路へ乗り移るような毎日だけど、一つずつでも出口を見つけていきたい。
 
 
ハッピーニューイヤー。
 
元気で過ごせますように。