昨日、テレビで漫画家の蛭子さんが取り上げられてるばんg海を見た。
番組の切り口としては、「蛭子さんは人間のクズだ」というものだった。
その根拠になるエピソードがいくつか紹介されてて、「奥さんがなくなって数か月後には女性を口説いていた」とか、「誰もが感動している場面で一人笑ってしまう」とか、「自分の孫に興味がなくて名前も憶えない」とか、そんな内容。
番組内ではクズだ、クソだとめちゃくちゃにけなされていたし、「病名がない病気」とまで言われていた。
えびすさんの感じ方とか、考え方には少し(だいぶ?)問題はあると思うけど、ぼくは、えびすさんの「正直さ」に少し感心しました。
だって、あんなに反社会的な思考をテレビで堂々と言っちゃうんですよ。
人はだれでも、本音と建前があって、状況によってそれを使い分けていると思っていたのに、こんなに本音だけで生きている人がいるのかと。
さっきは「感じ方・考え方に問題がある」と書いたけど、本音だけで生きているとあんな感じ方・考え方になるのかな?
それとも、あんな感じ方・考え方だから本音を隠さず出していけるのかな?
とにかく、自分自身を飾ることなく、正直にさらけ出せるという点では、本当にすごいと思う。
いいこと、正しいことだと思っていても正直に本音を出すことができない時もあるし、大切な人にもウソをつき続けている。
そんなぼくからすると、えびすさんはまるで次元が違うすごい人だ。
先日、別の投稿でもウソの話を書いていたことを、さっき思い出して見返してみた。
なるほど、ぼくはウソや隠し事をし続けながらも、どこかでそれが明るみに出ることを願っているような気がする。
でも、ぼくがえびすさんになるのは当分さきだろうな。
もしかしたら死ぬまでえびすさんにはなれないかもしれない。
えびすさんって、本当にすごい。
2014年11月13日木曜日
2014年11月6日木曜日
経験
久しぶりのブログ更新。
先日、フルマラソンに挑戦しました。
結果は思ったようなものではなかったけど、それでもゴールできたことは一つの成果。
そして初めてのフルマラソンで得た教訓は「何事も経験しないとわからない」というすごく当たり前のこと。
事前に友人・知人から聞いてはいたけど、「ま、なんとかなるでしょ」という、ぼくの悪い楽観主義がでてしまった。
マラソン走った人に対して「すごいねー」って口では言っていても、心のどこかで「ちょっと練習すればぼくだって走れるわい」と思っていた自分がいた。
でも、マラソン走りきった人に対して、今なら心から「本当にすごい!」と思えるようになった。
あと、走り切ったあと、言葉がでず、不覚にも涙が出そうになった。
ゴールした達成感なのか、なにかに感動したのか、ツラかったからなのか、それら全部なのかわからないけど、こみあげてくるものがあった。
今でもあの感情がなんだったのか、気持ちの整理はできていないけど。
走ったからこそ分かることがたくさんあった。
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