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2014年11月13日木曜日

えびすさん

昨日、テレビで漫画家の蛭子さんが取り上げられてるばんg海を見た。

番組の切り口としては、「蛭子さんは人間のクズだ」というものだった。

その根拠になるエピソードがいくつか紹介されてて、「奥さんがなくなって数か月後には女性を口説いていた」とか、「誰もが感動している場面で一人笑ってしまう」とか、「自分の孫に興味がなくて名前も憶えない」とか、そんな内容。

番組内ではクズだ、クソだとめちゃくちゃにけなされていたし、「病名がない病気」とまで言われていた。

えびすさんの感じ方とか、考え方には少し(だいぶ?)問題はあると思うけど、ぼくは、えびすさんの「正直さ」に少し感心しました。

だって、あんなに反社会的な思考をテレビで堂々と言っちゃうんですよ。

人はだれでも、本音と建前があって、状況によってそれを使い分けていると思っていたのに、こんなに本音だけで生きている人がいるのかと。

さっきは「感じ方・考え方に問題がある」と書いたけど、本音だけで生きているとあんな感じ方・考え方になるのかな?

それとも、あんな感じ方・考え方だから本音を隠さず出していけるのかな?

とにかく、自分自身を飾ることなく、正直にさらけ出せるという点では、本当にすごいと思う。

いいこと、正しいことだと思っていても正直に本音を出すことができない時もあるし、大切な人にもウソをつき続けている。

そんなぼくからすると、えびすさんはまるで次元が違うすごい人だ。

先日、別の投稿でもウソの話を書いていたことを、さっき思い出して見返してみた。

なるほど、ぼくはウソや隠し事をし続けながらも、どこかでそれが明るみに出ることを願っているような気がする。

でも、ぼくがえびすさんになるのは当分さきだろうな。

もしかしたら死ぬまでえびすさんにはなれないかもしれない。

えびすさんって、本当にすごい。

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