いつもそこにあったものがなくなると、寂しさを感じる。
それを欠如感というらしい。
いつも感じていた漠然とした不安が、いろんなものと一緒にぼくの元を去っていった。
いつも抱えていた不安がなくなったら、「安心感」や「安堵」が残るのだと思ってたけど、思いがけずぼくの心に芽生えたのは「欠如感」だった。
幸せな時間や温かい気持ちと一緒にあった不安な気持ちは、あの時のぼくを形作る重要なピースだったと気付いた。
このままだと、欠如感すらもぼくを形成する一つのピースになりそうだと思いながら、当分この欠如感と付き合っていくしかない。
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