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2017年12月21日木曜日

東京タワー


詩史さんに対する透の思い。 
 
耕二の貴美子さんに対する気持ち。
 
透と耕二の周辺にいる人たちの、二人に対する思い。
 
どれも痛いほど伝わり、ぼくの気持ちはすべての登場人物にシンクロして、読み終わってもその世界から抜け出せなかった。
 
それぞれが抱える行き場のない思いが浸食して、ぼくの気持ちも暗くなる。
 
あの人が読んだらどんな気持ちになるのか、聞いてみたいけど、仲たがいしてからもう話すこともない。
 
ぼくも行き場を失ってる。
 

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