短い秋が終わって、すぐに寒い冬が来た。
一気に気温が下がって、衣替えも追いつかない。
去年着ていたフリースのルームウェアが見つからない。
捨てていないはずだから(たぶん)、見つかるまでは春秋に使っていたスウェットを着て、ふかふかの毛布と布団に「寒い寒い」と言いながらもぐりこむのも幸せ。
寒い時だからこそ、少しの温かみで幸せを感じる。
ここ数日、晴れた日は陽だまりが暖かくて気持ちよかった。
毎日穴ぐらのようなところで働いているから、一瞬しか暖かさを感じられなかったけど、
昼過ぎになると斜めに射す日差しが眩しくて、照らされている身体の一部の温度が上がるのを感じた。
悲しいときは悲しい歌が、楽しいときは楽しい歌が頭の中に流れる。
今流れているのは「ラブレター」。
「 あなたよ あなたよ 幸せになれ 」
そんな風に他人の幸せを願うことはできないけれど、何かの拍子に頭の中で流れ出した悲しげな歌詞とメロディーが身体全体を支配する。
またあの陽だまりに包まれたい。
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