覆水盆に返らず。
英語では“It is no use crying over spilt milk.”と、いうそうですね。
ネイティブの方は全文を言わず、省略して“Spilt milk.”とだけ言うんですって。
なんだかかっこいいですね。
だいぶ前ですが、不注意で香水の瓶を立て続けに2つ割ってしまったことがあります。
写真のシャネルの香水がそうですね。
もうひとつはck beという香水でした。
洗面所で割ってしまったのですが、その後の数日間、香水臭かったです。
シャネルの香水をプレゼントしてくれた人とはお互いに別の道を歩むことになって、今ではもう会うことも話すこともありません。
これも“Spilt milk.”ですね。
この香水は香りがきつくてあまり好きではなかったです。
でも、使っているうちに少しずつこの香りが自分になじんできた気がします。
プレゼントしてくれた方もシャネルの香水をつけていました。
その香水をつけている人とすれ違うと、その時の記憶とか感情がよみがえることがあります。
そして、少し胸が痛みます。
香水はだいたい頂き物か、その時々に目についたものを買って使っています。
吟味して選んでないから、自分がつけている香水に満足したことがないです。
一度買うとなかなか使い切らないし、何本も買っているとなおさらなくならないから、好きではなくてもずるすると使い続けてしまいます。
いい香りの人に出会うと、何をつけているのか聞きたくなりますが、なかなか聞けないですよね。
ぼくの香りも誰かの記憶に残っているのかな?
そう考えるとちょっと怖いな。
なにごとも“Spilt milk.”にならないようにしないと。
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