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2014年7月25日金曜日

イケメン

ぼくの友人にイケメンがいます。


顔がかっこよくて、

頭もよく、

性格もよく、

しゃべりすぎず、でも話は面白い。

友人が多く、

背丈は170~175センチぐらい(たぶん)

スポーツもできて

感じもよく、

一流企業に勤めていて、

お金も持っていて、

かわいい奥さんとお子さんがいて

異性同性関係なくみんなから慕われている。


旅行が趣味で、日本全国を旅した時の面白い話や興味深い経験を持っていて、

女子のいる飲み会では、みんな彼の話に耳を傾けます。


気配りができる男で、何かあれば男女関係なく「だいじょうぶ?」と気を遣います。

女子は、一瞬で彼に好意を持ちますし、

「もしかしたら自分に好意を持ってくれているかもしれない」と期待してしまいます。



そんな男が、ぼくの友達にいます。


ぜんぶ本当の話です。

彼は実在します。


普段から、たくさんの劣等感を抱えて生きているぼくは、

そんな彼を見て、ちょっとうらやましくなったり、自分が少しかわいそうになります。


自分自身のことは、けして嫌いではないけど、どうしても、ね。


劣等感。


ぼくはこの先もコイツとつきあっていきます。

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