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2014年7月31日木曜日

ホンモノ

中国産の鶏肉のなかに、品質保持期間を過ぎたものがあったということで、ニュースになっていますね。

問題の工場の映像もモザイク付きでテレビで流されていました。

床に落とした鶏肉や、品質保持期限を過ぎて青っぽく変色した鶏肉を使っていた工場関係者とレポーターの会話の中でこんなコメントがありました。

「食べても死ぬことはない」

その肉を食べて死に至ったという話は聞いていないので、「食べても死ぬことはない」というのは正しいのだと思います。

それでも、目の前であの映像を見せられたショックは計り知れません。


でも、もしかしたらぼくが見ていないだけ、知らないだけで、毎日口にしているような食べ物や、使っているものにも、同じようなことがあるじゃないかと思いました。


ぼくが食べているもの、来ている服、身に着けているもの、使っているものは、誰が、いつ、どのように、何を使って作られているのか?


ウソか、本当かわかりませんけど、服や電化製品の工場も、劣悪な環境の中で作業しているという話はよく聞きます。

安く、楽しく、手軽にモノを消費している反面で、リスクを背負っているんだということを、あらためて感じました。

でも、だからと言ってこの便利なシステムや社会と縁を切って生活することはできません。


いいものを買おうと思ったら、高すぎて手が出なかったりします。

もう一度リスクを認識しながら、自分らしく、自分の納得いく買い方を考えるいい機会だと思いました。

自分にできることはなんだろう?


ぜんぶは無理だけど、できるところから意識していこうかな。

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